Apple Watchのながら運転で罰金! スマホと変わらず危険との指摘

もしや日本でも?

携帯電話を手に持って、通話しながらの運転が交通法規に違反していると定められてから、かなりの年数が経過しました。いまでは時代が進み、通話だけではなく、スマートフォンを注視・操作しながらの運転にも、さらなる厳罰化を求める声があがってきています。では、スマートウォッチだったら、どうなんでしょうか?

一瞬で画面の通知を確認できるため、スマートフォンほどのタッチ操作も必要とせず、たとえ運転中でも安全なのでは…? そんなスマートウォッチユーザーの心の叫びをバッサリと斬り捨てる事件が、このほどNational Postによって報じられました。

カナダのオンタリオ州の裁判所は、今年4月に運転中にApple Watchを操作し、交通法規に違反したとして、日本円にして4万円を超える、400ドルの罰金刑を命じる判決を出しました。Apple Watchはスマホではないとの反論は受け入れられなかったようですね。

問題のながら運転は、オンタリオ州南西部に位置するゲルフ市内の交差点で発生しました。赤信号で待っていたVictoria Ambroseさんは、何度かApple Watchを操作。信号が青に変わり、前の車は走りだしましたが、Apple Watchに夢中なAmbroseさんの車は、なかなか発進せず、その場に居合わせた警察官がパッシングで合図をしたといいます。これは運転中のながらスマホのようなものだと、Ambroseさんは交通違反反則切符を切られてしまいました。

カナダには、運転中にモバイル通信機器によって注意を払っていないドライバーに対する罰則があるものの、Ambroseさんは、自分のApple Watchにはワイヤレス通信機能が搭載されておらず、ただ現在時刻をチェックしていただけだと主張。しかしながら、裁判では、なんであれ運転から注意をそらすものに夢中だった事実は変わらず、「たとえスマートウォッチのながら運転でも、交通違反は揺るがない」との判断が示されています。停車中のApple Watchの操作にまで厳罰を求めた姿勢は、物議を醸しています。

なお、HuffPostによると、Transport Research Laboratoryの調査で、スマートウォッチでメッセージを読んでいるドライバーは、緊急の操作が必要なときへの反応に2.52秒かかり、スマートフォンを使用しているドライバーは1.85秒かかったとのこと。乗客と会話しているドライバーの反応は0.9秒のため、それぞれ2倍以上も反応が遅れています。

くれぐれもハンドルを握ったら、安全運転を全力で心がけましょう。


Image: Denys Prykhodov / Shutterstock.com
Source: National Post

AJ Dellinger - Gizmodo US[原文
(湯木進悟)

Source: gizmo

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