親も子どもも夢中に。「KOOV」が我が家で大ヒットしたわけ

親も子どもも夢中に。「KOOV」が我が家で大ヒットしたわけ

子どものためにと思って買ったけど、親も楽しくてハマっちゃいました

KOOVで作れるロボットたちの一例

このたび、ずっと狙っていた「KOOV」が我が家に来ました。ソニー・グローバルエデュケーションが手がける「KOOV」は、専用ブロックで好きなかたちを作って、動き、音、光などを与えるプログラムを組み合わせて遊ぶロボットプログラミング学習キットです。

なぜKOOVを狙っていたのか? もともと家庭で学べる子ども用プログラミング学習に興味があり、数ある学習キットのなかでもKOOVならレゴ好きな子どもたちがすんなり馴染める予感がしたからです。

なぜKOOVを狙っていたのにもっと早く買えなかったのか? 勇気がいるお値段だからです(購入したアドバンスキットは4万9880 円+税)。せっかく買っても子どもにウケなかったらもったいないな~と思い、躊躇していました(購入に踏み切った理由は後述)。でも、実際そのお値段に見合う満足度の高い製品だと思いました。以下、我が家の絶賛KOOV体験レポートです。

KOOVが我が家でヒットしたわけ

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KOOVに夢中だと姉弟ゲンカもなく平和でした

子どもって楽しいこと美味しいものには素直に反応しますよね。我が家ではKOOVが到着したその夜から大興奮で、「楽しい!」オ―ラ満載でした。夢中になれた理由のひとつにブロックそのものの良さがあると思います。6色の透明なブロックは大人の目にも美しく、プログラミング抜きでもブロックとして充分遊べます。KOOVではステップアップのため、まずはプログラミングなしで作れるロボットが4つあるのですが、8歳の娘は自分で作ったお気に入りの「ロボットカメちゃん」を持ち歩いて可愛がる熱中ぶりを見せました。

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ちょっと変わったすべり台(6歳児作)

また、ブロック同士のつながり方が多彩なので自由度が高く、自分の思い描いたものをデザインできる機能性を兼ね合わせています。プログラミング学習キットではありますが、直接触れることのできるブロックを扱うことで、想像力をそのまま形にできる点がかなりヒットしていました。

親としては、ブロックの親しみやすさに加えて子どもがひとりで自主的に学べるというセールスポイントにも魅力を感じました。実際に遊んでいる様子をみて、KOOVには子どもの関心をぐいぐいひっぱってくれる工夫がたくさんあるなと思いました。

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KOOVのビジュアルプログラミングの一例

たとえば「ビジュアルプログラミング」。コマンドをブロックに置き換えて組み合わせることにより、子どもでも視覚的にコーディングできます。実際のプログラムを見ていただくとおわかりになるように、コマンドがひとつひとつブロック型に独立していて、系統によって色分けされ、コマンド同士の関係性も一目瞭然で非常にわかりやすくなっています。

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KOOVの入り口

またKOOVのよさはアプリのすばらしさでもあると思いました。パステルトーンのユーザーインターフェースに転がるような丸っこい音楽が耳に心地よく、文字の大半はひらがなで書かれているので小学校低学年でもついていけます。それに、「じゆうせいさく」、「ロボットレシピ」、がくしゅうコース」から選んで、好きな時に好きなことを学習できます。学習、といっても堅苦しさはまったくなく、楽しんで遊んでいるうちにプログラミングも学べてラッキー!という仕組みになっています。

そして、子どもたちがKOOVアプリを好きになった理由として大きかったのは「プレイヤー登録」です。KOOVではひとつのメンバーアカウントにつき4名までのプレイヤー登録が可能で、アイコンを自分好みの顔や服装にカスタマイズできます。うちの子どもたちにとって自分のデジタルな「分身」を作成するのはまったく新しい体験だったので、やたらとこだわってカスタマイズしていました。その成果がこちらです。

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4人までプレイヤー登録できます

面白いことに、プレイヤー登録をすると親も子も横並びの対等な関係になるんですね。そのうえKOOVのなかの「自分」がほかのKOOVユーザーと作品をシェアしたり、コメントをやりとりしたりできる権限を手に入れられるんです。この自由度はリアルな子どもの世界にはなかなか無いと思います。親に属せず、一個人として存在を認められる肯定感が、子どもにはすごく嬉しかったみたいです。

年齢による、それぞれの楽しみ方

では、うちの子どもたちは実際にKOOVでどれぐらい学習したのでしょうか。ここは年齢によってはっきりと分かれました。KOOVの対象年齢はあくまで8歳以上なんですね。我が家の構成は8歳児と6歳児ですが、8歳の娘は「がくしゅうコース」も「ロボットレシピ」も意欲的に取り組んでいました。

いっぽう6歳の息子はもっぱら自己流でブロック制作に取り組み、それを自分で飛ばしたり、転がしたりして想像力をふくらませることに夢中でした。関心がブロックのみに向けられていて、プログラムと組み合わせて楽しむところまでは時間が必要だと感じました。アプリはそれなりに文字が多いので、一年生には読むのが大変なのかもしれません。

特に対象年齢以上の子どもにとって、熱中できる要素は充分にあると思います。我が家の8歳児はひとときに2時間以上も集中力を持続させていました。宿題は途中でほっぽり出して遊んじゃう子なのに、やっぱり「楽しい!」と実感しているようでした。「がくしゅうコース」では、RPGゲームのようにミッションをひとつずつクリアしてメダルを集めます。子どもの収集癖をくすぐると共に、ひとりで学習できるようにクイズ機能がついていたり、重要なコンセプトを要約した「まとめ」があったりと、細やかな工夫がたくさんちりばめられていました。ちなみに、子どもが書いたプログラム、合ってるかどうかわからないよ~という私のような「非エンジニア」な親でも、ちゃんと正誤性をチェックしてくれる機能がついているので安心です。

さらに「ロボットレシピ」では、好きなかたちの「ロボットくん」を選んでマニュアル通りに組み立てていけば、既存のプログラムと組み合わせてすぐにロボットが作れます。レシピ通りのロボットを制作して経験を積んだら、上級者向けの「じゆうせいさく」にチャレンジしてオリジナルロボットも作れます。まだそこまでに至っていませんが、ひょっとしたら夏休みの自由研究にいいかも!と親としてはひそかに企んでいます。

さらに、さらに。昭和生まれのアナログで育った私でさえ、ハマってしまいました。子どもが夢中になっている様子を見ているのも(もちろん一緒に遊ぶのも)楽しいのですが、親ならではの楽しみ方もあるんです。子どもが遊んでいないスキを見て、KOOVで子どもの学習の軌跡をたどってみる。学習面でもワクワク感を共有できて、親子間のコミュニケーションも盛りあがりました。これからも年齢別に異なる観点からKOOVを楽しんでいける予感がしています。「がくしゅうコース」と「ロボットレシピ」は順次拡充していく予定のようで、今後もアプリがさらに充実していったら家族ぐるみで長いお付き合いができそうです。

キーワードは「つながり」

こんなに楽しく学べるおもちゃがあるなんて、今の子どもたちはなんてラッキーなんだろうと思います。

私が小学生の頃は、流行りまくったファミコンをすぐには親に買ってもらえませんでしたし、ゲームはおろかテレビすら制限をかけられてほとんど見れず、かわりに外遊びざんまいでした。それが反動となり、逆に高校生時代はどんだけドラクエとFFとぷよぷよに時間を費やしたんだっ!てくらい、ハマりまくりました。

今、子育てする番になってみて、無意識に昭和のアナログ方針をリピートしている自分がいます。相変わらずテレビはないし、子どもたちにスマホ、タブレットやゲーム機は持たせていません。それでも、子どもをとりまく環境は着実にデジタル化が進みつつあり、小学生になった我が家の子どもたちもじわじわとネットの世界やゲームに興味を持ちはじめています。

何事も興味を持った時が始め時。将来役に立つんじゃないか―そんな単純な思いから、そして反動が激しかった自己反省もふまえて、子どもたちのプログラミング教育を意識するようになり、KOOVを購入しました。

そして、KOOVが我が家にきてから、ちょっと親子関係が変わったような気がしています。子どもたちと同じ目線でプログラミングを学ぶ機会を経て、横のつながりが強くなったように思うんです。

親子で一緒に熱中できればなんでも同じと思うのですが、楽しい時はその楽しさのなかで同等の存在になれるので、いつもは「はやく宿題しなさい!」、「片づけなさい!!」とつい命令調で子どもに怒鳴ってしまう私でも、子どもたちそれぞれの特性尊重できるようになりました。

KOOVは、他にもいろんな意味で「つながり」を提供してくれます。デジタルな世界とアナログな世界のつながり。世界中のKOOVユーザーとのつながり。ブロックとブロックとのつながりから自分の思い描いたかたちが実現し、そのかたちと電子パーツとのつながりによってロボットが生まれます。今後は日本語と中国語のみならず、世界のあらゆる言語にも対応して今後さらに「つながり」を広げてくれたらいいな、と感じました。

そもそもプログラミング自体がだれでもフラットに参入できる分野だからこそ、横のつながりを体験しておくのが大切なのではないでしょうか。論理的なものの考え方とコーディング技術さえ習得すれば、デジタル化グローバル化を同時に体現できるプログラミングの世界を、小さな縮図として家庭で体験できる、それがKOOVなのではないかなと感じました。

8才から遊んで学べるロボット・プログラミングキット「KOOV」
プログラミングおもちゃ、気になるけど「キュベット」と「KOOV」ってどう違うの?

image: 山田ちとら
source: KOOV
reference: Sony Stories

(山田ちとら)

Source: Gizmodo

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