セールで買ったiPhone用外付けレンズが、撮影の楽しさと外界への感度を2段階引き上げてくれた

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あぁ、沼が見える─。

iPhone用外付けレンズといえば、クリップ式だったりケース式だったりカール・ツァイスだったり、いろいろなものが発売されていますが、なんだかんだで使ったこと無かったんです。「ちゃんと撮る時はカメラで撮るし!」って思っていたので。

そんな折り、Amazon春のタイムセールを眺めていたら「TaoTronics カメラレンズキット クリップ式 スマホレンズ 3点セット」なるアイテムが目に付きまして、1,599円だと。レンズ3つ付いて1,600円って、マジかと。

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「そのくらいの値段なら失敗しても授業料だし、まぁ魚眼くらいは使えるだろう」くらいの気持ちで購入しました。結論から言うと、買って良かったです。それはモノ的な価値より体験としての価値とか、そういう話で。

使い心地は?

ではその使い心地から紹介していきます。このレンズは広角、マクロ、魚眼がセットになったレンズで、iPhoneのカメラにクリップで挟んで取り付けます。

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あとは普通に撮影して楽しむのみ。比較撮影したものがこちらです。

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iPhone 6sによる撮影

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広角レンズを取り付けての撮影

ハイ、言いたいことはわかります。確かに画角は広がりましたが、周辺のピントはどういうことだ、と。クリップという性質上、取り付け時に上手いことカメラ中央にレンズを持ってこないボケてしまうのは仕方がないにしても、ガッツリ中央に合わせたとしてもいくらかはボケます。

ただ、ちゃんとした広角を求めるならもっと良いレンズを初めから狙います。クオリティ的に満足ゆく0.4倍広角が1,600円で手に入るとはこちらも思っていません。だって1,600円ですよ、3で割ったら1つ530円くらいですよ?

じゃあ何がセンセーショナルだったかというと「画角が変わるというのは思った以上に楽しいんだ」というところなんです。

これがきっかけに他のiPhone用外付けレンズに興味が湧きましたし、SNS投稿くらいならこのクオリティで文句はありません。価格、画質、携帯性など、そういった諸々をまるっと含めての、買ってよかったなという感想です。

では続けて、魚眼レンズとマクロレンズによる作例をお見せします。

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魚眼レンズを取り付けての撮影

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マクロレンズを取り付けての撮影

これはわりと普通ですね。このマクロレンズの倍率は10倍ですが、肌の角質までクッキリなレベルで寄れるので、なかなか楽しめるおもちゃかなと感じました。撮影時は対象に2cmくらい近づくのでわりと場所を選ぶ気はします。

同じようにして、フィギュアも広角レンズとマクロレンズで撮影してみました。魚眼レンズは変になるだけなので割愛。

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広角レンズを取り付けての撮影

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マクロレンズを取り付けての撮影

過度の広角レンズはフィギュアにはイマイチな感じ。ここはむしろズームレンズが欲しいところです(iPhone用外付けレンズ沼の入り口)。マクロレンズのほうでは肉眼で判読の難しいドロッセルお嬢様の胸の文字もこの通りですが、ここまで寄ると被写体が何かわからなくなるのがデメリット。いろいろと試してみて、フィギュア撮影に最も使えるiPhone用外付けレンズなんかも知りたいところですね。やはりカール・ツァイスなんでしょうか。tokyo grapherの高級レンズも気になる。

iPhone用外付けカメラに可能性を感じ出したら

さぁ、ここまででレンズを取り付けたiPhoneでの撮影の可能性はわかりました。では次の段階は?

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動画撮影でしょう。このために動画撮影アプリ「FiLMiC Pro」と、スマホ用の雲台を買いました。「FiLMiC Pro」は全編iPhone 5によって撮影されたドラマ『だんらん』でも使用された業界では定番の高機能ビデオアプリで、露出や焦点、フレームレートなど各種パラメーターを調整できます。価格は1,800円(レンズより高い!)。

設定をH.264、1920×1080、60FPSにして撮影したものがこちら。まずはiPhoneの標準レンズでの場合。

続いて、同設定で先ほどと同じ広角レンズを取り付けた場合。

やはりボケや歪曲は出てしまいますが、画角が広がる楽しみは健在。iPhone用外付けレンズを手に入れたことで本格的な動画撮影にも興味が湧いたというストーリーを、ここでは重視してもらえればと思います。こうなるとタイムラプスなんかも撮ってみたいですね。

コスパからはじまった撮影への関心

ノリで買ったiPhoneレンズのおかでげ、動画アプリや三脚、RAW対応カメラアプリなどを続けざまに購入しました。それらは普通にiPhoneで撮影しているだけでは興味が湧かなかったものであり、レンズによって撮影への欲求、好奇心をそそられた結果といえます。

繰り返しますが、1,600円でこれが味わえたというのがコスパ的にも体験的にも良い出来事だったなと、総評としてはそんな感じのことを言いたいのです。使っているうちにもっと良い絵が撮りたいと思ってきたら上位モデルを検討すればいいし、そうした向上心は生活とかそのあたりのサムシングを豊かにしてくれるでしょう。

今はもう少し画角は狭くていいから高画質なレンズが欲しいと思って色々探していますが、一眼レフのレンズと比べると〜みたいな納得の仕方を覚えてしまうと危なそうですね。やはりレンズはおそろしい、沼だ。

世界を少し広く、高画質に。カールツァイスのiPhoneレンズがAppleStoreに追加

photo: ヤマダユウス型
source: Amazon, tokyo grapher, AppStore

ヤマダユウス型

Source: Gizmodo

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